岡崎ゆみの『ピアニスト備忘録』

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NUTSCRACKER

 アメリカ12月の風物詩と言えばバレエ『くるみ割り人形』。
日本の第九以上に全米で11月末から12月いっぱい行われます。
アメリカ人の子供ってロックやラップも聞くけど、育つときに毎年チャイコフスキーの生演奏を聴いている、ってなんだか不思議です。

 各地のバレエカンパニーも12月で1年分を稼いでいる感じ。
 とまれシアトルセンターに行って来ました。

 
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思いっきり雨で汚い傘を持ったままの写真ですみません。

 緞帳もくるみ割り人形
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  「そこに入らないで下さい」「そこで止まらないで」とか、うるさいこと言われないからオケピには子供たちが群がって下を見下ろしていました。
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バレエ音楽なのにこんなにたくさん有名曲が満載。聴いてすぐにホームアローンのシーンが浮かんだのは自分で苦笑。でもチャイコフスキーってすごい。

 肝心のバレエはヨーロッパで見慣れている私にはかなりファンキーな演出でした。子供たちにフレンドリーとも言えます。(中国の虎なんて完全に猿、パワーパフガールズのモジョジョにしか見えなかった ←すみません、わかる人にしかわかりませんよね) あとは、孔雀のダンサーの手足がすご~く長くて感心。
 そしてクララは、真っ白のはだと小さな顔、柔らかい髪、これは東洋人には厳しい役だと痛感。それでも頑張っている東洋のバレリーナにエールを送りたいです。

 そうそう、5年生全員と保護者の希望者がスクールバスで行ったのですが、安全運転だと思っていたんだけど、時速150キロくらいで止まることなくぶっとばし正直怖かったです。
 後ろに写っているのは息子の隣のクラスの担任。
 
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by yumi-okazaki | 2008-12-13 16:07 | アメリカ記