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岡崎ゆみの『ピアニスト備忘録』

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ウィーン国立歌劇場「カルメン」

ブダペストからウィーンに戻った日の夜に国立オペラハウスにてカルメンが上演されるのでチケット取りました。
ドイツ語の国オーストリアでフランス人作曲家ビゼーが作ったスペインが舞台のカルメンを観る....うーん、複雑。

 まずシュタートオパー(ドイツ語の国立歌劇場)は流石に素敵。
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 お客さんは地元の人の方が観光客より多い感じでした。そもそも社交場として栄えたのがオペラなので、早めに行ってシャンパンw飲んでw歩き回ります。
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ギリギリに取ったけれど結構良いお席。赤いビロードが歌劇場らしいです。
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 近年若い人たちがオペラを観にこないので存続が危ぶまれているヨーロッパの歌劇場。楽理科だった私の同級生はヨーロッパの歌劇場が連携してオペラを持続させるプロジェクトにずいぶん前に参加しており、「小学校にワークショップを無料でやりに行く」などの方法で頑張っていました。日本の歌舞伎もお客様の若返りに苦戦しているとか...。歌舞伎を舞台にした映画で少しお客様が増えているけれど、今後工夫をしないとなかなか若い人の心を掴めむのは難しそうですね、チケット代も高額だし。
 
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 さて、幕が開いてイヤーな予感。まずい...現代風演出で1960年代のバカでかいキャデラックがステージに乗ったり衣装も1960年代アメリカ風...で、フランス語...でスペイン風....でここはオーストリア...笑。気持ちはわかった、若帰りを図りたい、でも1960年代じゃ100年くらいしか若返ってなくない?

 ミラノ・スカラ座でエレクトラを観た時も衣装がアースカラーのパジャマみたいで、ふくよかなソプラノが痛々しかった...なぜギリシャ風の白金の神話的な衣装じゃダメなの?と思っているウチにうっかり寝てしまった苦い記憶が蘇る。

 でもさすがカルメン!音楽がスリリングだから最後まで楽しかったし、この舞台に立てるのは世界中で最高の歌手のみだからワクワクして聴けました。(ましてやウィーンフィル!)

 日本に戻ります。とっても充実したウィーン・ブダぺストでした。
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by yumi-okazaki | 2025-06-02 16:40 |