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岡崎ゆみの『ピアニスト備忘録』

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父の100カ日

 岡崎家の菩提寺も墓所も岡山県吉備中央町にあるため、100カ日の法要に来ました。ホノルル戻りで寒さがこたえるかと思いましたが穏やかな日和でラッキーです。
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 祖父の記念館にもご挨拶に行きました。皆様大変暖かくお迎えくださり嬉しかったです。
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この六角形の建物に入ると本家や分家など、多数のお骨がございます。妙仙寺の御住職に来て頂きました。
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 父のついて少々長いですが、良い事だけ記させて頂きます。

 ヨットマンでした。学生時代から60年あまり、肺気腫が悪くなるまで海上の人でした。世界中のヨットレースにスキッパーとして参戦、バンカメ副頭取のヨットに呼ばれたり、石原慎太郎・裕次郎さんとも親交がありました。最後数年は北フランス、ラ・ロシェール他でオプティミストカップの国際審判をしていました。

 サラリーマンだったから高額品は持ってなかったけれど、ヨットマンらしい紺のジャケットにボタンダウン、品のいいアスコットタイが似合ってた。美男子ではなかったけれど「カッコいい」と言われてた。着古したトップサイダーのデッキシューズとポロシャツがトレイドマーク、お棺にも入りました。外洋レースに行って戻らず会社をクビになりそうだった事もあり〜「風が吹かなかったんだよ」だって🤪😅
 
 話が面白く、マリリン・モンロー新婚旅行来日ではアテンドし、ロスのマリーナ・デル・レイではキャサリン・ヘップバーンに気に入られて日清焼きそばを振る舞いその後文通したり。普通に話してる内容がブッ飛んでいました。パンダのランラン・カンカンも空輸しました。
 
 英語がかなり堪能でしたのでIATAの会議やボーイングとの交渉にしょっちゅう行っていました。
 
 ヤマト運輸が航空貨物で配達したい希望を、会社が阻止しようとした時「日本の流通の発展のために」会社にタテついてOKしたそうです。
 空飛ぶマグロも何冊かの出版物や記事になりました。(深田祐介著「日本商人事情」他)。日本人以外が見向きもしなかったマグロを空輸してカナダから感謝され記録映画にもなりました。石原慎太郎氏の小説「銀色の牙(絶版)」の登場人物「皆川」のモデルでした。

 JAL香港支店、ロンドン支店を経てシカゴは支店長でした。絵がうまくて、音符を読めないのにピアノの即興演奏が出来たりどっちかと言うと芸術家でした。私が小学6年の時に図工の宿題をやってもらったら上手すぎて提出できませんでした。
 父の面白い話にもう大笑い出来ないのは本当に寂しいです。

 

by yumi-okazaki | 2020-01-11 13:53 | 備忘録