2011年 03月 26日
心から祈ります
ニュースから次々と目に飛び込んでくる想像を超える災害の画像。
3月11日の地震と津波、そして続く原発の事故、少しばかり景気が上向きになったかに見えた日本が大変なことになってしまいました。私の直接の知人で被災された方はありませんが、御身内が亡くなられたり避難されている方が何名かいます。 亡くなれた方、ご遺族に心からお悔やみを申し上げる気持ちとともに、自分がご遺族や日本のために微々たるとはわかっていても「何が出来るか」を考えなければいけない、と強く感じます。 3月11日。午前中に新居の「引き渡し」のため三菱地所レジデンスを訪れ、鍵や管理規約などを受け取りいったん帰宅。午後2時くらいに転入手続きのために区役所に行き、そこで地震が起こりました。区役所では日ごろ地震訓練をしているようで、ひとりとしてあわてず騒がずテーブルの下にもぐり揺れが収まるのを待ちました。余震の合間にも書類が淡々と作成されて完了。車で新居に行こうと運転すると、「こんなにたくさんの人が六本木にいたのだ」と思う数の人がビルから外に出て歩道に集まっていました。道路は恐ろしいほど閑散としており、動いている車がほとんどなく、その後に起こる大渋滞の気配のかけらもありませんでした。不安になり新居に向かうのをやめて自宅に戻ります。 夫は会社から約1時間かけて徒歩で帰宅。息子のスクールバスは4時間遅れて到着。バスが学校に戻れたのは翌朝の4時だったそうです。そして、上野に住んでいる同級生が帰宅できないために拙宅に1泊しました。息子の学校は閉鎖され春休み明けまで行かないことになりました。 私はそれ以来食欲がなく、「2~3キロ落としたい」けれど出来なかった体重があっという間に3キロ落ちました。本来、皆さまが元気になる演奏をするべきなのに、自身が落ち込んでしまい自分の精神力の弱さを痛感しました。 日本の復興と言う、11日の前には考えもつかなかった厳しい状況に、小さな個人であっても向きあっていかなければなりません。このことが、日本にとって「良くなる」ターニングポイントであってほしいと心から祈ります。
by yumi-okazaki
| 2011-03-26 11:28
| 備忘録
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