岡崎ゆみの『ピアニスト備忘録』

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ハウスパーティー

 震災の1週間後に引っ越して以来、ハウスウォーミングもままなりませんでしたが、1年ぶりにようやく実現。先日私が実行委員長をしたときのケータラー「ビストロポップコーン」さんからフードをケータリング。我が家のダイニングテーブルに何とか25〜30人分のお料理が載りました。

by yumi-okazaki | 2012-04-29 23:45 | Party

本場オペラのプリマと共演

 震災のため2011年から延期になっていた「マヤ・ネリーニ、オペラの夕べ」がようやく行われました。

 プログラムはトスカ、蝶々夫人、ラ・ボエーム、ジャンスキッキ、ルサルカ、フィガロ伯爵夫人、それぞれの一番有名なアリア、”おいいしい”曲ばかりです。昨年と異なりフルーティストのご主人も来日とのことでフルートの楽譜も送られてきました。ソロのアリアは続けて歌うのは喉にかなりの負担があるらしく、フルートと私のピアノソロをはさみながら1時間40分(休憩入れて)のコンサートです。

 月曜日は拙宅でリハーサル。思ったよりお若くて綺麗な金髪と「若いころはさぞかわいらしい美人さんだっただろう」とわかる御顔立ち(失礼・・・・)。声も全盛期は過ぎたものの、一番難しいとされる高音のピアニッシモが軽々出ます、しかも綺麗な声!038.gif 

 しかし!!!013.gif 今まで結構ソプラノと共演しましたが真面目に歌う日本人が中心でした。マヤの歌はまるでセリフ・・・リズム無視025.gif。 音符の長さに関係なく自分が伸ばしたいと思ったらずーっと伸ばして、さっさと行きたいところは有り得ないくらいかっとばす。最初は私も口あんぐり。でも2回目はほとんど根性で合わせました。さすが(自画自賛)、直感型音楽家(← こつこつ練習したり勉強したりが苦手です・・・)。それぞれの曲を2回ずつ練習して、フルートも問題なく合わせて本番へ!

 本番初日は東京独逸学園。神奈川県にあり簡単に言うとアメリカンスクールのドイツ版。ひ、ひろい!!!それにさすがサッカー大国。サッカーフィールドの手入れが最高です。
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 原発事故後に生徒が激減し、少しは戻ったもののまだ6割程度とのこと。

 リハーサルの時に時差で眠れず声が出ないと言っていたマヤはこの日、もっと具合が悪いと主張。しかし何とか蝶々夫人以外を歌い切りました。そしてドイツ学校の保護者や先生には私のラ・カンパネラとショパン;ワルツ遺作がものすごく受けました!わーい
 
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 翌日はスイス協会主催でミッドタウンのオークウッドアパートメントロビーでディナー付きのコンサート。スタインウエイのなかなか味のあるピアノをレンタル。マヤはますます「具合悪い、歌えない」と繰り返すばかりでリハーサルもほとんどせずの本番でした。それでも流石往年のプリマは表現豊かにそれぞれのヒロインになりきってアリアを歌い切りました。「調子悪いから2度さげて」(←例:ト長調を変ホ長調に即興で替えて弾く)とか、本番舞台の上で「もう一曲歌います」といきなり知らない曲の楽譜をピアノの譜面台にポン、とおかれたり(笑)。歌の伴奏は結構スリリング031.gif

 でも、振り返ると結構楽しかったです。イタリア語やフランス語の発音が本当に綺麗でした。2日目は池田理代子さんやバリトンで活躍中の村田孝高さんが聞きにきて下さり、「マヤの表現力、そして完璧に合わせたゆみちゃんの伴奏」を褒めて下さいました。お客様がお帰りになった後でおふたりとマヤ、御主人、スイス協会のメンバーと飲み直しました。お疲れ様!

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by yumi-okazaki | 2012-04-19 16:04 | コンサート