岡崎ゆみの『ピアニスト備忘録』

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紀尾井ホール 大成功

 岡崎ゆみピアノリサイタル2013@紀尾井ホール、結果的に各方面から大好評を戴けたコンサートとなりました。たくさんの方のお世話になって得た結果です。お越し下さったお客様、スタッフ、紀尾井ホールステマネ安西さん、ホールスタッフ、チケットオフィス、うちの事務所、皆さま本当にありがとうございました。
 実は今回ほど苦しんだリサイタルは長い演奏活動でも記憶にありません。
 いつものことですが1週間前から刃物は握らずお料理はディナーナイフできゅうりやトマトを切る、買物は日曜日を最後になるべく消費期限の長いものを購入。風邪をひいていないのにタミフル(抗インフルエンザ薬)を服用。21日当日をキャンセルするような原因をことごとく排除する日々でした。しかも2日前からは家から一歩も出ないで練習。
 それなのに1週間前くらいから首・肩・腕が痛みだしました。特に右肩の痛みは強く、練習時間の確保が大変なのにせっかく捻出した時間も痛くて練習がはかどらない。眩暈まで始まりピアノ前に座ったら右側にひっくり返ったり・・・。2日前からはひどい頭痛。唯一暗譜しなくていいバイオリンの伴奏すらも間違える始末。もう当日が怖くて怖くて仕方ありません。会場にも暗い気持ちで入りましたが、リハーサルを始めて1時間たったくらいで、奇跡が起きました。憑き物が取れたように平常心と平常演奏を取り戻したのです。
 
 かなり曲数が多くて暗譜も大変でしたが演奏・トークともにさくさくと進み無事最後までしっかり演奏することができました。家庭・子育て・演奏活動を両立することの難しさをはたまた痛感したリサイタルでした。

 細かいところまで気を配ったかいがありました。ドレスは2着ともEscadaで100%シルクのゴージャスなもの。ジュエリーもドイツのブランドGrosseでファッション関係者にも好評した。

 15歳のバイオリニスト、石塚Hobbsアレクサンダー君の素敵なメンコン(メンデルスゾーン協奏曲第1番第1楽章)と私がお願いしたアンコールのブラームス:ハンガリー舞曲第1番も大評判。そして息子が日本語作詞、私がピアノ部編曲して麻倉未稀さんが歌ったYou Raise Me Upも素晴らしかった。その後最後まで弾いたChopin5曲がこのコンサートで皆さまから最高の賛辞を戴きました。このような結果によって私はようやく身体の調子も回復、また家事も出来るようになりました。4月もステージがあります。毎回演奏と言うものは決して楽ではないけれど、お客さまが喜んで下さる演奏家でいられるよう今しばらく努力を続けていこうと思います。ありがとうございました!

 
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Vnアレクサンダー君と打ち上げで
by yumi-okazaki | 2013-03-22 22:21 | コンサート